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ネット犯罪と男と女 完全版

昔は恭しくインターネットと呼ばれていた物が、ネットと短縮で呼ばれ身近になった。
最初は◯◯君と呼んでいた人が◯◯と呼び捨てしたり、渾名になったりするみたいなもんだ。

それだけネットが近くなるということは、ネットを介した付き合いにより不特定多数の付き合いが増え、よりリスクが増す。

今回、記すのはある男女のネットトラブルである。

某生配信サイトで数年配信を行っているA君とその配信を見ていたB子さんがいた。

ある配信をキッカケに二人の関係が崩れていくことになる。

それは友人の女性との配信である。

A君はイケメンで物怖じしない性格で男女問わず友人が多かったため、軽い気持ちで女性の友人と配信をした。


しかし配信当日からA君の周りで不可解な事が起こりだすのだ。



ネットショッピングサイトのアカウント情報が変更される。

ネットショッピングをしていないのに、商品が届く。

不審に思ったA君は、ショッピングサイト運営に問い合わせするも、間違いなく当人のアカウントからの注文及びアカウント変更であったことを確認。
A君はネットショッピングサイトのアカウントを削除し、安心したのだが、

パソコンのカメラを利用していないのにONになる。

不審電話が掛かってくる。
などが起こり出した数日後。

B子からSKYPEにメッセージが来る。
「お金をください」

A君はなんのことか分からず、
それにB子は裕福の家の子と聞いていたので、

「どうしたの?なにか困ってるの?」と聞いてみた。

するとまもなくB子からメッセージが来た。

B子「お金ください」

A君「何言ってるの?」

B子「電話していい?」

A君が答える間も無くA君の電話が鳴り出した。

A君は恐怖した。
なぜならB子に電話番号など教えていないからだ。
そして全てを理解した。


B子「ねぇ、電話でてよ」
B子「ねぇ、電話でてよ」
B子「ねぇ、電話でてよ」
B子「ねぇ、電話でてよ」

携帯の呼び出し音が部屋に鳴り響く。
B子「ねぇ、電話でてよ」
B子「ねぇ、電話でてよ」
B子「ねぇ、電話でてよ」
B子「ねぇ、電話でてよ」

携帯の呼び出し音が鳴り響く

A君は意を決して電話をとることにした。

A君「B子なの?なんで携帯知ってるんの?なんでこんなことするんだよ!」


電話の向こう側では、無言が続く

A君は数分まくし立てたあと、やっと向こうから声がした。

B子「お金をください。今日中にきめて連絡をください。」



と私に語るA君。
その顔は明らかに恐怖と疲れが滲み出ていた。

私は、警察に行くことと行ったら何があっても無視することをオススメした。



そのあと、B子は逮捕された。

警察に事情を話した二日後のことであった。

警察の話によると

B子はハッカーであった。
ハッカーなんて!小説や映画の中の存在だと思ってたけど、A君の口から出た時は笑いそうになってしまったが、本当にいるんだと実感したものだった。
数年前から数回に渡って同様の行為を行っていたことが分かった。


この事件を受けてA君は私にこう語った。

1.他人に相談する。
自分一人だと悩んで嫌がらせが続いたかもしれない。
私に話して方向性が見えた。

2.警察を馬鹿にしてはいけない。
不祥事などで権威が失墜したかに見えたが、やはり個人では対処出来なかった。

とA君は私に語った。

個人的感想ではあるが、B子は少なからずA君に恋心を抱いていた可能性がある。
なければ頻繁に不特定多数に同様の事件を起こしていたのではないかと思われる。

全ては他女性への嫉妬ではないだろうか。

男性は嫉妬した場合は男性本人に向けられるが、女性の場合は本人ではなく、他女性へ攻撃が向けられる事例が多い。
今回は友人の女性の情報が少なかったことから、A君本人への攻撃になったのではないだろうか。

イケメンでなくてよかったと本気で思えた。


そしてネットを介して独身三十路大柄の私と付き合う方も気をつけたほうがよい。

このブログはフィクションってことにしてくれ!!怖い!!と言いつつフィクションを含みます。